2012年5月20日 (日)

初夏(2)-2012

はつ夏の川青々と澄みにけり

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2012年5月13日 (日)

新緑-2012

新緑の輪川と竹原川・・・街で所用を済ませた帰りに立ち寄った(11日)。

昨年と同じだ。・・・眩しい新緑と吊り橋、河鹿まで昨年と同じように鳴いている。
渓に新緑と河鹿の鳴き声・・・何とも言いようもないほど、よく溶け込んでいる。いつまでも残って欲しい情景である。

昨年、渓へ降り立ったところの地形が少し変わっていて降りることが出来ず、探していると人の踏み固めた跡が続いている場所を見つけた。・・・釣り人でも行き来しているのだろうか。それとも私と同じように渓の景色に惹かれて、降り立つ人でもいるのだろうか。

春から初夏にかけて、風景は芽吹きから若葉へと弾けるほどに、大きく拡がっていくように移り変わって行く。山里の一番美しい季節、初夏は今が旬だ。

渓(たに)すじに足跡のあり夏はじめ

渓すじの木々を揺らして風光る

まなうらに幼き頃や谷若葉

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2012年5月 9日 (水)

初夏-2012

集落の安寧、豊穣を祈願した祭りがすんで、田掻き、田植えが佳境となっている。

新緑のなか、土の匂い、草の匂いがする。田んぼに人がいる。・・・平和で長閑な風景だ。
慌ただしい時の流れのなかで、何かを忘れてきたような、何か大事なものを捨ててしまったような気がする。

雲湧いて田に這(は)う夫婦(めおと)夏来たる

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2012年5月 5日 (土)

祭りの頃-2012

祭り(5月3日)・・・心配された雨もたいしたことはなく、時々、薄日が射す天気となり、神輿の御旅も予定通り挙行された。昨年は東日本大震災を鑑みて中止され、御旅は2年振りである。

神輿の御旅・・・担ぐ若者が年々減っている。そんなに遅くないうちに、祭りの形態を考え直さざるを得ないだろう。

村中の 若衆寄りて 荒神輿

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2012年4月30日 (月)

晩春の風景-2012

どうしても撮りたかった桜・・・陽が昇り、風の出る前、もうこの朝(28日)が最後のチャンスだろうと行ってみた。

今年の桜は開花から満開、落花まであっと言う間だ。・・・かなり散っている。遠目に見ても、花の色がくすんでいる。
昨年は少し早かった。来年こそは最も美しいあんたを撮りたいと思う。

花は勢いのあるうちが美しい。生き物は皆同じだ。勢いのあるものは眩しく美しい。

桜の咲く山裾で田植えが始まった。花桃、ミツバツツジ、モクレンも咲いている。・・・初夏が近い。

姥(うば)桜 水面(みなも)に映えて 散りゆけり

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2012年4月27日 (金)

朝の風景(2)-2012,4

春暁の 光集めし 泥田かな

柔らかな 風にそよぎて 木の芽吹く

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2012年4月22日 (日)

穀雨の頃-2012

穀雨の頃・・・暦に合わせるかのように、田んぼの荒掻きが始まった。ツバメが泥を求めて精力的に飛び交っている。巣作りも佳境に入ったようだ。

ここのところ、雨が降らないにしても、どんよりとした空模様が多い。遅れていた桜もやっと開花した。
梅、桜、木蓮、花桃、レンギョウ、ユキヤナギ、ボケ・・・一気に揃って咲き出した。

四季とそれに合わせて生きる花や鳥達・・・毎年同じような光景なのに、新しい発見あったり、癒されたり、感動したりする。

人が大金をつぎ込んで色々仕組んでも、感動するようなものや、癒されるようなものは滅多にない。

為すがままの自然の営み・・・波長が合っている。

梅の香や 野辺の小径を 遠回り

童(わらんべ)の 銀輪光り 風光る 

寄り添うて 杖の夫婦や 木の芽道

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2012年4月17日 (火)

朝の風景-2012,4

朝陽が射しだした頃、裏山へ写真を撮りに行った(15日)。

鳶が畑の柵で羽を休めている。畦に隠れて10mほどの距離まで近づいたが、気づかれてしまった。

鶯の囀りが心地よい。マヒワの群れがいる。・・・もうそろそろ大陸へ帰る頃だろうか。
近くの林で鹿が「ピ-、ピ-」と警戒音を発している。・・・私の存在を仲間に知らせているのだろう。

朝陽に照れされ露や霜が輝き、田んぼの畦や雑草の生い茂った荒れ地から、水蒸気が立ち上がりだした。・・・一日の始まりを改めて感じるひとときだ。

鶯や 遠く近くに 鳴き比べ

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2012年4月11日 (水)

北アルプス遠望-2012,4

先の日曜日(8日)、早朝より、雲一つ無い青空が拡がった。・・・「今日は、北アルプスが綺麗だろうな。ちょっと見に行こう」と思い、朝7時半頃、位山(モンデウススキー場)を目指して我が家を出た。

スキー場の営業は3月中旬に終わっており、歩いて登るより他に方法はない。まだしっかり雪の残っているゲレンデを、何度も休みながら登ること1時間半余り・・・10時過ぎにリフトの終点(標高:約1,200m)へ着いた。山頂はまだ300m余り上であるが、かなり疲れた。ここから見ることにした。

見渡す限り、雲一つ無い青空の下、真っ白い立山連峰、穂高連峰、乗鞍連峰、そして御嶽山が一望できる。

設置してある案内図と山を照らし合わせてみる。剣岳、大汝山、黒部五郎岳、笠ヶ岳、錫杖岳、槍ヶ岳、北穂高岳、大キレット、奧穂高岳・・・鳶が気流に身を任せている。雲雀(ひばり)がホバリングしながら囀(さえず)っている。眼下の集落から煙が昇っている。頬を撫でる風が気持ち良い。・・・しばし命の洗濯をした。

山登りの方、お二人と出会った。
お一人は下呂市内の方・・・カメラを持ってこなかったことを残念がってみえた。
もうお一人は東京から、「日本二百名山の一つだから登りに来た」とのこと。

お互いに、ただ通りすがりの人である。下界では絶対に挨拶や会話など交わさないだろう。山は人をずいぶん素直に、開けっぴろげに、人懐っこくしてくれる。

鳶浮かび 遠峰白く 風光る

碧天に 峰くっきりと 残り雪

天恵や 白峰眺む 春日和

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2012年4月 7日 (土)

梅ほころぶ頃-2012

陽当たりのいい梅の古木に花を2輪ほど見つけた。が、春の嵐の後、また寒くなり雪が舞う日が続いている。

高山からの来客が「時ならぬ重たい雪が15cmほど積もって、雪またじ(片付け)が大変だった」と話していった。
4月になってスタッドレスタイヤの交換を躊躇(ちゅうちょ)するようなことは初めてのことだ。梅や桜の開花は遅れそうだな。

雨が上がって急に寒くなった日、薄日が射して、畑や田んぼから靄(もや)が立ち上った。・・・土中のバクテリアが活発に蠢(うごめ)き、地温が上がってきているのだろう。春の朝や雨上がりに見られる光景だ。

老梅や 白き一輪 咲き初めし

老梅や 匂い密かに 花一輪

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